口から内視鏡（レンズの付いたファイバースコープ）を入れて、消化管の内部を観察、写真撮影、場合によっては組織を採取する検査です。

食道から十二指腸までの潰瘍、がん、ポリープ、逆流性食道炎などの検査・診断に使用されます。

従来の口から入れるだけの内視鏡とは違い、直径が細くで鼻から入れることも可能な内視鏡（経鼻内視鏡）です。経鼻内視鏡は経口内視鏡に比べ、嘔吐感や息苦しさなどの苦痛が少ないという利点があります。
【注意】鼻腔が曲がっている方や鼻腔が狭いなど、経鼻内視鏡が使用できない場合もあります。

食道から胃・十二指腸までの上部消化管をバリウムで造影し、透視すると同時に X線撮影して、それらの臓器の形の変化異常を診断する検査です。

食道炎、食道潰瘍、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などの検査・診断に使用されます。

超音波検査（エコー検査）は、高い周波数の音波を使い、身体の中の状態を調べる検査です。

肝臓・胆道・膵臓・腎臓といった腹部の臓器全般から、心臓や血管・乳腺・甲状腺などの検査・診断に使用されます。

瞳孔の奥にある眼底を、眼底カメラや眼底鏡という器具を用い、レンズを通して観察し、眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査です。

網膜剥離や眼底出血、緑内障などの検査・診断に使用されます。

眼圧を測定する検査です。

緑内障などの検査・診断に使用されます。

心臓が収縮するときに発生する非常に弱い電流の変化をグラフに記録したものが心電図です。

不整脈・心筋梗塞・心臓肥大などを調べる検査です。